ニィデレさんが作ってくれた、フレンッェのマンマ料理はカリフラワーのチーズ焼き、とうもろこしと、麦のスープ、これがめちゃめちゃ美味しい。豚の香味焼き。デザートはティラミス。ワインをのみながら、 12時過ぎまで、おしゃべりをしていました。一つ大変な間違いをいたしました。日本でホームスティをイタリア語の先生に予約をお願いしたのですが、8000円ということでした。イタリアは一部屋での値段ですので、 3人で8000円のつもりでいました。その値段ですので、おそらくは、簡単な、朝食、夕食と考えていました。ところが、毎日、凄い家庭料理ばかり作ってくれるではありませんか。あの値段で、こんなに素晴らしい料理を作ってくれて申し訳ないと思い、おそるおそる聞いてみたら、一人 8500円とのこと。ほっとしました。それにしても、この物価が高いフレンッェで、この値段で泊まれる事は、ラッキーだと思いました。ひどい間違えでした。訂正いたします。 .
フレンッェから列車に乗って 1時間半くらいの小さい街ルッカにいきました。フレンッェに来ると必ず訪れる街です。トスカーナ州の北に位置し、長い歴史を誇り、城壁にかこまれた、緑多い街です。城壁は1周4.2キロ。歩いても 1時間ちょっとです。冷たい風が歩いていて心地よい。途中城壁遊歩道から旧市街地に降りて街の中にはいると、そこは中世の街にタイムスリップ。ドゥモ、サン、ミケーレ教会、サン、フレディアーノ教会のモザイクなどは圧巻。ローマ時代の円形闘技場が現れたり、小さな街ながらも、見所が沢山ある。夕方、急な寒くなったので、予定の帰りの時刻より、 1時間早めて列車に乗った。まだ、日が沈む前だったので、トスカーナの平野が綺麗でした。フレンッェの駅に降りたら雪の花がプラットフォームに舞っていました。今晩、ニィデルさんはどんな美味しい、マンマ料理を食べさせてくれるかな?今日も充実した、楽しい1日でした。 .
フレンッェ郊外にあるフェーゾレの丘は、フレンッェ発祥の地と言われている。バスでガタガタ道を登る事 30分。オリーブ畑や、糸杉にかこまれたフレンッエ貴族の館がある丘の上にある。バスを降りて雪の残る急な、坂道を登りきったら、眼下にフレンッェを見下ろす素晴らしいパノラマがひろがる。遥か遠くにドーモが見える。赤瓦の屋根が何百年と変わらない歴史を伺える。フレンッェの街は丘陵に囲まれた、盆地の中にあることがこの丘にくると、良く分かる。 500年前の人が、イタリアを歩いても、何の変わりも無く同じ景色を見るだろうと言われている。今日はここで骨董市場が開かれということだったが、あまりの寒さに、何にもでていなかった。Barもレストランも閉まっていて、益々寒くなったので、バスに乗って、中心街に帰った。午前中はまたまたメディチ家礼拝堂の前をとおったら、入り口で誰も並んでいなかったので、見学した。メディチ家の墓所で 8角形の礼拝堂の床や、壁画は、大理石や高価な宝石をふんだんににつかい、メディチ家のいかに凄い財力、権力を持っていたかに圧倒された。今日も充実した1日であった。やっ
と、太陽が、のぞいた。明日は列車に乗って近郊の小さい街ルッカに行きます。
イタリア中が、大寒波に見舞われ、鉄道、道路もミラノ、ローマ間も閉鎖され大混乱です。ここ、フレンッエも、かって無いほどの寒さで震え上がっています。部屋の中で縮まっていても、仕方が無いので、今日は美術館巡りとしました。まずは、サンマルコ美術館へ。アラ、アンジェリコの代表作受胎告知と回廊、僧坊などがみられる、不思議と心洗われる小さながらも聖母と向き合える美術館です。 次は歩いてすぐの、アカデミア美術館。これだけ有名な美術館なのに入り口はアパートのように狭く、分かりずらく、通過してしまう。ミケランジェロのダウ゛ィデ像の美術館で有名。いつも、長い行列だが、オフシーズンなのですんなりと入場できた。廊下の囚われの人、 4体がのみで荒々しい大理石の削りかたが却って凄い迫力となっている。フレンッェは、天井の無い美術館ともいわれる街。雨、雪、寒くても、美術館巡りをすれば、興奮しますよ。 back link check
マダムニィデレさんは、元教師。 69歳。貴族出身。大変なお洒落で知的なマダムである。中央市場の古いマンションに住み、広いいくつもある部屋を紹介のあった旅行客だけをお世話している。毎日市場に行き、新鮮な野菜で、マンマの家庭料理を2時間もかけて作ってくれる。旅では考えられないほど、多くの野菜をたべている。オリーブオイルをふんだん使い、毎日朝、夕食美味しい、料理を食べさせてくれる。因みに料金は3人で80ユーロ一人 3000円 弱。親戚の家に泊めて貰っているようです。 data domain
フレンッエは盆地なので、夏暑く、冬は底冷えの寒さとなる。京都と姉妹都市を結んでいるのも、うなずける。そして、フレンッエ人のちょっと冷たい気質も。今日はサンタ・マリアノベラッ 教会の薬局へ行く。この薬局は 1200年代にフレンッエのドメニコ派の修道師によってうまれました。自分たちの耕す畑で薬草を栽培し、薬、香油などの調合をはじめたとか。日本だと、幕府御用達の漢方薬草かも。そんな歴史ある薬局で紅茶ミックスティーを買いました。フラワー&フルーツと言うハーブティー。甘くてビタミンCが豊富。帰ったら、4月から、美味しいハーブティーをアトリエでごちそういたしますよ。今日は寒かった。美術館に入って、ミケランジェロのピエタ像をみたり、うろうろしてました。 site down .
さやかは岐阜からここ、フレンッエに彫金を本格的にマイストロに従事して勉強している友人。何時もここにくるとお世話になります。一緒に列車に乗って小さな街へ遊びに行ったり、昼間から大きなデカンターでワインを飲みまくってフレンッエを歩きまわったり。さやかが居るので、旅の楽しさは何時も100倍違います。この度アルゼンチン人の絵描きジェラートと結婚する事になり、今年 9月にはアルゼンチンのブエノスアイレスへ、渡るそうです。お幸せに。次はアルゼンチンに遊びに行けそうです。 color table . .
午前中、中央市場で買い物しただけで、ペンションでいちご大福を作っていました。とっても美味しいと言ってくれましたが、イタリア人には、甘さが足りないようでした。こちらの、ドルチェは半端な甘さではないですからね。どこにも行かず、部屋でゆっくりしていました。 cloud hosting info .
フレンッエのペンションのオーナーNildeニィデレさんについて。中央市場前にあるペンションRosati leonideは、日本人を多くお世話している民宿のようなお宿です。ニィデレさんはもと、イタリア語の教師。素敵なフレンッエ人。 150年前の重厚なアパートに住み、調度品、ピノキオのコレクションにはびっくりです。今から出かけるので続きは後で。朝、少し雪の残る街を市場まで買い物に行きました。 website hosting information Wesongcongarea .