2015 8月|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

最近の記事 月別アーカイブ
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佐渡で裂き織りを織ってみました。

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2015年8月28日(金)
佐渡のお酒は美味しい!

佐渡のお酒は美味しい!

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日本の原風景が残る、佐渡に旅しています。image

2015年8月27日(木)

義妹が月1で発行している「鹿児島便り」No35届いた。

 

毎月楽しみにしている。

 

よくまあ毎月、素敵な便りを書いて送ってくれるものです。

 

本当に感心します。

 

 

最後のページに大好きな茨木のり子さんの詩が載っていました。

 

茨木さんは10年ほど前に亡くなられましたが

 

義妹はお葉書を戴いてとても大切にしていたようです。
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自分の感受性くらい            茨木のり子

 

ぱさぱさに乾いてゆく心を

 

人のせいにするな

 

みずから水やりを怠っておいて

 

 

気難しくなってきたのを

 

友人のせいにするな

 

しなやかさを失ったのはどちらなのか

 

 

苛立つのを

 

近親のせいにするな

 

なにもかも下手だったはわたくし

 

 

初心消えかかるのを

 

暮らしのせいにするな

 

そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

 

 

駄目なことの一切を

 

時代のせいにするな

 

わずかに光る尊厳の放棄

 

 

自分の感受性くらい

 

自分で守れ

 

ばかものよ

 

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2015年8月24日(月)
秋はそこまで。

秋はそこまで。

2015年8月23日(日)

睨みをきかせている、武将。

 

最初に作った時、節句旗の武者絵は、派手過ぎかな?と思っていました。

 

以外にも、顔の大きな武将の顔から売れたのには、驚きました。

 

ヘェ〜。

 

来月スペインのドビンボウ旅行用に節句旗から作りました。

 

これ、中々の海外旅行には、かなりの優れものです。

 

個人旅行ですので、自分の身は自分で守らなくてはなりません。

リバーシブルです。 こちらにも、隠しファスナーポケットがついています。

リバーシブルです。
こちらにも、隠しファスナーポケットがついています。

ファスナー付きポケットが2個付いています。 出しやすく、安全性があること。 上から、ジャケットやオーバーブラウスを着れば、分かりません。

ファスナー付きポケットが2個付いています。
出しやすく、安全性があること。
上から、ジャケットやオーバーブラウスを着れば、分かりません。

 

 

 

 

パスポートは、旅行中、何度も出しますので、身に着けて、出しやすい事。

 

現金、カードも身につけておく。

 

ミニスカートエプロンで、3箇所に隠しポケットがついています。

 

 

 

出し入れしやすく、安全です。

 

改良に改良を重ねました。

 

紐も丈夫な半纏の襟でミシンで何度も縫いました。

 

 

武者が睨みつけます。恐いよ!

 

 

 

 

 

 

 

2015年8月22日(土)

古布で服を作る場合、第一に気を付けていることは、力(りき)があるかどうか、

 

色落ちはしないかどうか。

 

コレクターとして飾っておくだけなら、洗濯など絶対にしないが。

 

服として着る場合には、かなり荒いテストをします。

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洗濯機で洗い、濡れているうちに、思いっきり、縦横斜めにひっぱる。

子持ち筋。 旗の上にある2本の黒い帯。 太い黒が、父ちゃん。 細いのが母ちゃん。 真ん中の白い部分が子どもと言う意味です。 昨今は太いのが母ちゃんかな。

子持ち筋。
旗の上にある2本の黒い帯。
太い黒が、父ちゃん。
細いのが母ちゃん。
真ん中の白い部分が子どもと言う意味です。
昨今は太いのが母ちゃんかな。

 

 

 

濡らさなければ、なんとも無っかった布が、紙のように裂ける。

 

模様が全く無くなる。

 

黒は染めるとき、鉄分が入っていて、時代と共に酸化してきます。 カーボン紙のように、ボロボロになります。 私は、競り場で、色、臭いだけで、老けて使いものにならないのが、わかります。 水を通して使い込んだ物は強いですが、大事にしまっておいた物ほど弱っています。

黒は染めるとき、鉄分が入っていて、時代と共に酸化してきます。
カーボン紙のように、ボロボロになります。
私は、競り場で、色、臭いだけで、老けて使いものにならないのが、わかります。
水を通して使い込んだ物は強いですが、大事にしまっておいた物ほど弱っています。

 

 

 

色が他の箇所に移ってしまう。

 

イチカバチのところです。

 

厳しいテストに合格した布だけが、デザインされ、服に仕立て上がっていく。

 

古布だから、弱いので、破れて当然のような事を言う人がいます。

 

「買って間も無く破れてしまった。」

 

「洗濯したら、色落ちした。」

 

 

苦情を言いに行ったが

 

古布なんだからと取り合ってくれなかった。

 

「もう二度と古布の服は買わない」

 

という話しを耳にします。

 

そんな服をお客さまに売ってはいけません。

 

この幟旗は明治の物でかなり古いですが、服を作るには

 

合格。

 

後、大事な事は、メンテナンスです。

 

破れたら、何年たっても、無償にて、修理してあげる。

 

持って来たことに感謝する事。

 

今まで以上に良い物に蘇る。

 

これが古布作家の真髄というものです。

 

言い訳、反論は愚の骨頂。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2015年8月20日(木)

ベンガラとは、

 

土から採れる(酸化鉄)で弁柄と呼ばれます。

 

語源はインドベンガル地方。

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陶器、漆器、防虫に古くから使われてきました。

取っ手も弁柄。 ファスナーの台布の奴さんの弁柄帯。 肩紐も藍と弁柄です。 兎に角、バックは頑丈な仕立てに、しなければ、いけません。 普通に使っていても、かなり消耗します。 ましてや、お気に入りともなれば、相当丈夫に縫製しなければ、なりません。 これ、作る人の常識ですけれどね。

取っ手も弁柄。
ファスナーの台布の奴さんの弁柄帯。
肩紐も藍と弁柄です。
兎に角、バックは頑丈な仕立てに、しなければ、いけません。
普通に使っていても、かなり傷んできます。
ましてや、お気に入りともなれば、相当丈夫に縫製しなければ、なりません。古い布だから、切れても

仕方ないなんて、お客様に言い訳は許されません。お金を頂くのですから徹底的に職人にならなければ。

 

 

 

 

 

 

バックは、大切な物を入れる、袋です。通帳、お財布、カードなどなど。作り手も相当責任を持って、制作しなければいけないと思います。

 

革専用ミシン。 20年前、革職人さんから譲ってもらいました。 どんなの厚い布でも、野越え、山越えで縫えます。

革専用ミシン。
20年前、革職人さんから譲ってもらいました。
どんなの厚い布でも、野越え、山越えで縫えます。

2015年8月19日(水)

業者さんに頼んでおいた、鯉のぼり。

 

緋鯉、真鯉。巨大。地厚。状態良し。

 

第一級品です。長いこと、収集しても、これだけの鯉のぼりはでてきません。

 

真っ赤な金太郎さん。

真っ赤な金太郎さん。

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出処。山陰のある旧家。

 

二度と、出てこないでしょう。

緋鯉。良い赤です。

緋鯉。良い赤です。

目玉は命です。

目玉は命です。

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奇跡に近い。

 

 

 

2015年8月19日(水)

鶴間レストランシチリアでHappy  birthday!

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大和店も同じメニューです。

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これは、シチリア島へ行った時、マイストロの工房で買いました。

これは、シチリア島へ行った時、マイストロの工房で買いました。

イサキのカルパッチョ。500円。ー

イサキのカルパッチョ。500円。ー

 

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ミシンのテーブル。

ミシンのテーブル。

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2015年8月18日(火)
キツネノカミソリ

キツネノカミソリ

 

 

昨日の大雨で森の空気は澄んでいます。

 

蝉が最後の力を振り絞って、大合唱。

 

お盆を過ぎると、やはり秋が近いですね。

 

風が違う。

 

 

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2015年8月18日(火)
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