野良着について|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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この、野良着は秋田で手に入れたもの。そんな遠い昔でなく昭和35年位までは、日本中、このような木綿の野良着であった。日本は、このころから化学製品の勢いに拍車がかかり、木綿の野良着、重い綿の入った布団は嫌われ、廃品回収に出され、捨てられていった。便利さと引き換えに、衣食住すべてが中途半端に欧米化されていった。先人たちの手仕事を卑下し、評価しなくなっていった。襤褸の中に美学や文化などないと思っている人に、私は先人たちの遺品に代わって語りたい。この誇らしい野良着を見てください。野良着とは袈裟衣と荷と人間が一体になった美しさを持っているのです。

2012年9月5日(水)
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