私を支えるスッタフ|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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この写真は横浜ゲーテ座でのフアッションショーの時のもの
この写真は横浜ゲーテ座でのフアッションショーの時のもの

 

私の周りには良い人が沢山いる。

20年以上もこの仕事を続けてきたのも

良いスッタフに恵まれたからだと思う。

人間一人の力のなんか大したものではない。

その一人は長年、私の支えになってくれた、族子(愛称)さん 。

元、暴走族レデイースの女王。

25年前、ミニコミ誌に洋裁の出来る人を募集したところ

紙面を見て、2歳と5歳の可愛い女の子を連れた、女性が来た。

電話で、連絡があり、「履歴書は、いるのですか?」と聞かれたので

「そんなものはいりません。実力だけです」

その出会いから阿吽の呼吸でやって来た。

もう25年がたつ。

きれいな縫い方ですね。とよく言われる。

特にコートの合わせの縫い方は抜群である。

洋裁学校に行ったわけでもない。天性の才能だろう。

1ミリたりとの誤差は無い。ほんのわずかなずれでも、つってくる。

アクセルを踏むつもりで、ミシンを踏んでいるのかも。

1度たりとも納期をおくれたことはない。

最近は族子さんは高齢のご両親、そして義理の兄の介護の

三人の面倒を見ているという。

族子さんは一人っ子で全部一人にかかってくる。

大変だろうと思い、少し、仕事を減らそうと思い電話したら

からっとした声で「大丈夫だよ!、仕事があるから、乗り切って

やって行けるのよ。和子さんに感謝しているんだ。今、病院から帰って

来たところなんだけど、(夜8時過ぎ)今から、仕事するよ!」

さすが、元レデイースの女王。根性が違います。

いつか、ブログにあなたの事を載せたいと言ったら

「私のことなんか云ううじゃないよ!

私は、鶴の恩返しのつうで、人前なんか出ないからね!」

でも、フアッションショウーの時は、トップで

パリコレ顔負けのモデルで、登場します。

かっこいい!

身長 170センチ。

雑巾1枚縫いそうも無い雰囲気の人。

彼女にいつも感謝。

このブログ見たら「載せるんじゃないって言っただろー!」

怒るだろうな。

 

 

 

 

 

2014年5月25日(日)
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