古布の服・対馬麻ジャケット|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

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プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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対馬麻について

対馬とは九州と、朝鮮半島の間にある島である。対馬の織り方は朝鮮の影響を非常に受けている。対馬麻についての文献、資料はほとんどない。たまたま読んだ民俗学者宮本常一氏の「女の民俗史」からやっと対馬麻のことを見つけることができた。それによると、素材は麻と棉で織られている。対馬では家の周りに麻坪といって麻ばかり作る畑があった。当時は、村の中に店を置くことは禁じられていた。城下町の厳原までいかなければ藍を染める紺屋が無かった。貧しい村人たちは町まで行く時間や経済的な余裕も無く、自分たちで藍に似たような植物染料(山藍の葉など)を探し染めた。昭和35年以降は、対馬麻を織る人も着る人もいなくなった。大変貴重な布から1枚のコートを作りました。

マリア書房 襤褸に生きる より

2012年9月2日(日)
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