今日は列車に乗ってバロック都市ラグーサに行きました|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

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プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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シラクーサの駅から列車に乗る事2時間 20分。オレンジ畑、オリーブ畑を車窓から眺めながら、 11時半位に、ラグーザの駅に着く。いつも、そうだが、私は、行く場所には、前もって、下調べや、勉強はしない事にしている。先入観に囚われるのが嫌いだからだ。行った後、ガイドブックなどを見ることにしている。と言うわけで、このラグーザの街が、どんな街なのかは知らない。ただ、イタリア人が、良い所だから、行くと言われたから、いくだけ。駅を降りて、小さなバスに乗り、イブラ地区まで行く途中が、狭くて凄いカーブ。険しいイブレ山地の渓谷の眼下にまるで、絵画のような、街が見える。空中都市のようである。終点まで、20分程。街は紀元前3000年にさかのぼるが、400年前の大地震により、壊滅的に破壊され、その後、バロック様式で再建されたという。街中は地図をみて縦横にしても、全く分からない。巨大迷路である。イタリアに来てから、迷路ばかり歩いているから、感は、みがかれた。途中、お昼は、federico という、レストランで食事をする。お客さんは、誰も居なくて、私達だけ。気の良さそうなカメリエーレの叔父さんのお勧め料理を注文する。シチリアの料理を満喫。ワインも美味しい。またまた飲んだくれ。3人で78ユーロ。貧乏旅行ですが、たまには奮発しなければといっても 一人2600円位か。下のバス停まで、迷路の道を探し探し、やっとこさ見つけたら、バスが出てしまい待ってーと叫ぶも行ってしまった。待つこと40分。雨も降ってきた。さむー。ミニバスに乗り、駅に出て列車に乗って、シラクーサまで帰る。車窓の外は真っ暗。遠くに小さな集落の灯りが見える。2両の列車が時々ぴーっと汽笛を鳴らして走る。明日は、いよいよ、最後の街、シチリアの州都パレルモにいきます。パレルモは我が友、マリーヤが、待っていてくれます。

2012年2月14日(火)
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