私の目指すデザインの服とは。|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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90歳になられるゆみこさん。

90歳になられるゆみこさん。 横浜高島屋で、文政時代の奉納旗のフードジャケットを買って下さいました。 翌日に白の帽子、皮の白のスカート、赤い靴、ピンクのブラウスで決めて登場。

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獅子舞胴幕よ

獅子舞胴幕より

 

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登り龍、下り龍の大きな幟旗でした。

 

 

 

私が目指している服は?

 

それはユニセックス又はモノセックス。つまり、男女を問わなくて着れる服かもしれません。

 

スカートは別として、全て、私の服は、男女両方に着ることができます。

 

そして、年齢も問いません。

 

子供のころから、ピンク、花柄、淡い色が似合わず嫌いで、はっきりとした色彩が好きでした。

 

母は、一生懸命に女の子らしい服や着物を買ってくれましたが、私には全然似合いませんでした。

 

古布も、パッチワークや小物を作るのが苦手で、迫力のある武者絵。

 

龍(ほとんど手に入ることは無くなりました)。 虎。

 

勢いのある文字の奉納神社の幟旗(江戸文化文政の文字は特に素晴らしい)。

 

得意とするのは真赤な緋鯉を使った服。鯉幟は、デザインはせず、

 

大空を泳ぐようにそのまま使うのが好き。その目玉を前肩に持ってくる。

 

襤褸(ぼろ)も私の事が好きなようだ。襤褸の使い方、着こなし方は実に難しい。

 

一つ間違えると、一般の方からひんしゅくを買う恐ろしさがある。それほど強烈な布。

 

襤褸も着る人を選んでいるようである。先日若いイケメンの方が襤褸ジャケットを

 

購入してくれたが、彼が着るとまるで襤褸が宝石のように煌いていた。

 

「一生の宝物にします」と言ってくれました。

 

次世代に繋がったと思いました。

 

先日京都の競りに行って驚いた。襤褸が、私が収集した時の時代より10倍以上

 

に値段が跳ね上がっていたことである。それも私が持っている襤褸には足元にも

 

及ばないものがだ。

 

隣にいた業者の人が「今、一番人気のある布はぼろなのよ」と言っていた。

 

驚いた!

 

本物の良い仕事をしていきたいですね。

 

11月4日から9日迄東京広尾で「11月のアトリエ和 IN 広尾」が、開催されます。

 

晩秋の広尾にお出かけ下さい。

東京都渋谷区広尾5-16-3  日比谷線1番出口広尾散歩道商店街徒歩2分。

11時から19時まで。

7日のみ14時から。

 

 

 

 

 

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海外旅行には必ず持っていくとか。

 

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江戸文政時代(190年前)の八幡大菩薩と描かれた幡の文字。勢いがある文字です。

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2015年11月1日(日)
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