木綿往生の話|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

最近の記事 月別アーカイブ

倉敷民芸館の外村吉之助先生の講演のお話によると、「木綿は人類に与えられている最高の存在である。生まれてから死ぬまで私たちは木綿の厄介になっております。赤ん坊が生まれたら木綿のおむつや肌着を着せます。木綿は肌さわりも良く汗を吸い、垢を取ります。木綿は洗濯に強く、持ちが良いし、藍と結合して一層強化される。木綿はさまざまな、お役に立ったあとは雑巾になります。バケツの中で揉まれ絞られて板の間や廊下を拭きぼろになって生命を終ります。驚くべきことに道元禅師は「雑巾は浄巾」と申されました。浄は清浄の浄であります。木綿がこの世に出てから人間の生活の実用に直結して辛苦に耐え、おわりはボロになって捨てられます。これこそが犠愛の存在である」と話されている。

マリア書房 襤褸に生きる より

2012年9月14日(金)
ホームページ
ショッピング

KAZUKO COLLECTION

スケジュール

バッグ、帽子、小物

鯉幟ファッション

襤褸資料館
お問い合わせ