絣のワンピース・古民家にて|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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絣を見ると「田舎の田んぼで働いている絣ね」と言われますが

絣ははじめから、野良着として織られたものではありません。

もっとも、宇宙的な高度な技術を必要とする、絣が、

最初から野良着として織られる

はずはありません。

そもそも、絣は、田植えをする早乙女たちの晴れ着であり、素晴らしい絣を

織れる嫁さがしでもあったという。

田植えの時に絣の晴れ着を着て、美しく飾り立てるのは、労働に不向きと思われるが、

それは神事による思想があったという。

若い女性が絣を着て着飾って苗を植えると、水神が喜び、その年は

豊作になるという言い伝えが日本にはありました。

また絣は、「遠く美人」といい遠くからみると綺麗に見え、みんなで褒めあったりしました。

日本の薄暗い家屋の中でも、絣藍と白の絣のコントラストは、顔を浮き立たせ日本女性の顔を

引き立たせる、効果もあったのです。

イタリアで私が絣のワンピースを着て撮影した時、

いまいち、風景に合わないと感じたのも、そのせいかも

しれません。

今日は、お友だちの金井美代子さんと一緒に

近くの古民家で絣のワンピースを着て撮影してみましrた。

暑いけれど、頑張りました。

 

2014年8月1日(金)
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