2014 3月|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

最近の記事 月別アーカイブ
SN3U27510001.jpg SN3U27500001.jpg
明治30年と書かれた奉納旗。
さっそく、洗濯して、竿に干しました。
まず、きれいにしなければね。
洗濯して、水に通すのは、
テストをしているのです。
100年以上経っている布ですので、
洗濯をして、丈夫かどうか、
濡れた状態で引っ張ったり、
色落ちがどこまでするか。
服にして、耐えられるか。
せっかく、服にして、着て切れたり
破れたりしたら、大変な事になって
しまいます。
お客さんに対して、信用問題ですものね。
今から118年前に神社に奉納された旗。
よく長い年月を生き延びてきましたよね。
昨日のセリで落としました。
糸味がよく、文字も力があります。
素敵なモード服に甦らせます!
2014年3月4日(火)

玉取り姫の祝い節句旗

江戸時代

えっ!

これが端午の節句の旗と驚きますが、

九州、四国、沖縄沖永良部島に伝わる民話のお話です。

ある国の国王が大切にしていた宝玉を龍に持ち去られた。

奪還能力のある海女に玉を取り戻せよと王様から命令される。

しかし、海女は身重であり、断ったのだが、

懇願され、海に潜り命を落としてしまう海女のおはなし。

命を張ってでも、恩義を尽くす人間に育てという教え。

でも、海女はお腹の中にいた子ども死んでしまうのだから、

悲しい逸話ですよね。

(※このブログ掲載は北村勝史氏の了承を得ています)

2014年3月4日(火)

創作意欲が湧く、古布どもが、

和ちゃんのところに行って

素敵な服に生まれ変わりたいよー!

と騒いで

沢山集まって来ましたよ!

日頃鍛えた、バカ体力、バカ大声にて、

埃だらけの中

競り落としました!

どんな、モードの服に生まれ変わるか

ご期待あれ。
春からの個展でお見せいたします。

2014年3月3日(月)
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玄海灘の美味しいお魚に日本酒。穴子巻。

お蕎麦。ビールか、日本酒1合ついて、1380円は安い!

だから、地方は大好き!

2014年3月2日(日)
SN3U27410001.jpg今日は、朝、冷たい小雨を降るものの、森に散歩に出た。
雨のため、梅の幹が、黒く、梅の薄ピンクの花が浮かび上がます。
明日は九州でセリがあるため、
今日から飛行機で、九州入りします。
仕事は体力勝負です。
特に、セリともなると、体力がいります。
得意の大声を張り上げます!!
仕事は体力のみ。
95歳の現役整形外科ドクター矢橋健二先生が
「みんなが先生は化け物ですね。と言われるんだが、
私は化け物ではありません。日ごろの努力です」
と言っていました。
私の朝の散歩、夕食後の1時間の水泳は
元気で仕事を続けたいという必死の
思いなんです。
では、行って来まーす!
2014年3月2日(日)
毘沙門と弁天さま。福禄寿
毘沙門と弁天さま。福禄寿

七福神の祝い節句旗。

一番人気のある旗です。

七福神の中で、日本の神様は恵比寿様だけ。

大黒天、弁財天、毘沙門はインドから。

寿老人、福禄寿、布袋は中国の神様。

江戸期以前から人気の神様。

北村勝史氏から面白い話を聞きました。

毘沙門はいつも弁天様を口説いていたとか。

横には嫉妬する福禄寿がいつも、前後、左右にいます。

今度、七福神めぐりをするとき、二人が見つめ合う姿をみてくださいね(笑い)

(※北村勝史氏の承諾を得てブログ掲載しています)

2014年3月2日(日)
SN3U27400001.jpg「2月も終わちまったな。早えー。2月は逃げるっていうからな」
「3月は去るだよ。4月の桜が咲いてやっと春だべなー。」
「先月はソチオリンピックだの感動したことが沢山あるけどよー
おらーがっかりしたこともあるだよー。
まず、聴覚障害者だって偽って、現代のベートーヴェンと言われていた佐村河内守ていうやつよ。
ゴーストライターが作曲してたんだってよ。
良くあそこまで嘘がつけるよなー」
「でも、NHKも悪いよなー
。虚像を作り上げちゃうんだからよー。
マスコミにも責任あるよなー」
「うんだ!」
「それとよー、作家の百田尚樹だよなー。
オレなんか、永遠のOの本も読んだし、
映画なんか見に行ったんだよ。
絶対この人は戦争反対派だと信じて大泣きしちまってよー。
今じゃ泣いた自分がばかにみえてきたよー。
”他国が攻めて来たら九条教の信者を前線に送りこむ”
なんて言っていやがんだー”。
”南京虐殺は無かった”
世界中からとくにお隣の中国、韓国から非難されてるよ。」
「おらーも、もっと良識ある作家と思ったけどよ。
過去の事、何にも知らねーんだろうな。」
「うんだ!うんだ!
日本人はもっと正しい歴史認識を持たなれりゃいけねえなあ」
「それにしても、昨日と違って暗くて、寒いなー!」
「三寒四温だからよー。仕方なかっぺ。風邪ひかねえよう気を
つけっぺ」
2014年3月1日(土)

菖蒲と蓬の幟旗

菖蒲,蓬は強い香りを持ち、害虫、蛇、百足、蛙などが嫌うので、農作に虫除けとして使用された。

虫除けはそのうち魔除け、厄除けになった。

子どもの厄除けの祈りを込めている。

菖蒲の鋭い葉先は剣を意味する。

この幟は江戸中期のもの。

長い時代の変化で葉の緑青が、茶色に変化して枯れた色が美しい。

(北村勝史氏の了承を得てブログ掲載しております)

2014年3月1日(土)
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