2013 11月|杉浦和子の世界、衣・食・住・人の旅

古布の服や酒袋・襤褸、材料やパッチワークの販売

アトリエ和 襤褸 神奈川 横浜市 大和市

プロフィール

私は、古布を全国から足で歩いて収集し、服をデザインし、作品を作っている杉浦和子と申します。北は北海道から南は沖縄まで作品展を開催しております。おかげで全国の美味しい食べもの、市場、人、自然の風景、地方の街など、多くの感動、感激そして人の出会いがあります。その情報を皆様にブログを通じてお知らせしたいと思っています。日本だけでなく世界の情報も。杉浦和子の日本、世界の衣、食、住、人の旅にご期待下さい。楽しい発見がきっと見つかりますよ。

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麻野良着がベストブラウスに甦りました

麻野良着がベストブラウスに甦りました

刺し子も一味良いですね

刺し子も一味良いですね

背中部分も着こんだ麻の良い味を醸しだしています

背中部分も着こんだ麻の良い味を醸しだしています

赤いボタンもパリ蚤の市で

赤いボタンもパリ蚤の市で

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この野良着にはさみを入れること、悩みました
2013年11月8日(金)

近江昔話より

「昔、近江の滋賀の里に美しい一人暮らしの若者がすんでいた。

毎日、琵琶湖へ出て漁をしては京に売りに行くのをなりわいにしていました。

魚が売れて儲かった日は、飴などを買ってきては近所の子供たちに与え、売れ残ったときは近所の老人にあげるなど、たいそう評判の良い若者でした。

毎朝夜明けに漁に出るときは、いつのころからか、みめうるわしい娘が彼を

見送るようになりました。言葉こそ交わしませんでしたが、いつしか

心と心が通じ会う仲になりました。

ある日、彼が帰るとその娘さんが、家を掃除し、夕食の支度をして待って

いました。

そして「お留守に失礼でしたが、寄せていただきました。長く家において

くださいませ」と頼みましたので、二人は祝言をして夫婦になりました。

夫婦の中もむつまじく、やがてこどもが生まれました。

ところが、ある日、妻は「実は私は琵琶湖の龍の化身で、神様にお願いして

人間にしてもらっていましたが、もう湖に帰らなければなりません。」

と泣くのです。彼は子供まであるのに、、、、、」と引き留めましたが

妻は、「神様に嘘はつけません」と湖へ沈んでしまいました。

やむなく夫は昼間はもらい乳をして、子供を育て、彼は浜へ出て、妻を

呼びました。すると妻があらわれ乳を飲ませては、また沈んでいきました。

こんな毎日が続いた後、妻は自分の右の目玉をくりぬいて、「これからは

乳の代わりにこれをなめさせてください」と夫に渡しました。

半信半疑で、泣く子にその目玉をなめさせて煮ると、不思議に泣き止み

ました。が、毎晩の事やがて目玉をなめ尽くしてしまいました。

そこで、また浜に出て、今度は左の目玉をもらってやりました。

その時、妻が「両方目玉がないと方角も分かりませんから、毎晩、子供

を抱いて、三井寺の釣鐘をついて下さい。その、音であなた方の無事を

確かめて安心しますから」と申しました。」

それから、毎晩三井寺では晩鐘をつくようになったということです。

近江八幡市・八田孝蔵

 

梅原猛著作集 16  湖の伝説より抜粋いたしました。

 

切るなんてとんでもない!リビングに飾りました。各地の個展でお見せします。

切るなんてとんでもない!リビングに飾りました。各地の個展でお見せします。

2013年11月7日(木)
悲しげな龍の顔

悲しげな龍の顔

これは、明治時代、100年を超えた祝い節句旗である。

自分の目玉を爪でしっかりと持ち、悲しげな顔をしている。

服を作ろうとしたが、どうしても、はさみを入れられない。

切るな!切るな! 龍が必死になって叫んでいる!

どうやら、琵琶湖の民話の話で自分の目玉を子供にあげた龍かもしれない。

どういう、話なのか、これから、勉強します。

爪でしっかりと目玉を掴んでいる

爪でしっかりと目玉を掴んでいる

2013年11月6日(水)
紅花染めとはまた、少し違います。品の良い色。
紅花染めとはまた、少し違います。品の良い色。

2013年11月5日(火)

杉浦 和子 古布作品展

28年にわたり、全国から収集して古布から

デザインした服の展示即売会です。宮古島では

初めての個展です。多くの興味のある方に見て

戴きたいと思います。是非、ご高覧下さい

2013年11月30日から12月5日まで

AM11:00からPM 7:00

STUDIO  ゆい   小川京子

0980-72-2582  090-1942-8965

沖縄県宮古島市平良字下里547

HP ⇒スタジオゆいで検索してください。

はがきに本人をということで。

はがきに本人をということで。

2013年11月5日(火)
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東北の明治時代の麻の野良着を解きました。
私の大事にしていたコレクションの一枚です。
使い込んだ、麻の柔らかくなった風合い。
グラデーションになった藍の褪せ具合。
これから、この布を切って作品にするわけですが、
どの部分も歴史を経た、味のあるところばかり。
困りました。
はさみを入れられません。
このままでは、服としては、着られません。
現物を超える、納得のいく服に蘇らせなければ
なりません。
いつも、ここで悩むところです。
2013年11月4日(月)
絣の着物と素足でぞうりが大好き

絣の着物と素足でぞうりが大好き

久々に息子のレストランシチリアで、美代ちゃん、あゆみさん、みちるとデイナーです。大きくなったみちるに美代ちゃんびっくり。みちる「みよちゃん、かわいいねー」ですって!まったくおしゃまさん。喜ぶ言葉をよく知っています。

ワインで乾杯!鯛とサーモンのカルパッチョ
ワインで乾杯!鯛とサーモンのカルパッチョ

2013年11月3日(日)
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阿佐ヶ谷パールセンターを抜けて、青梅街道に出た。
住宅地を少し歩くと、素敵なギャラリィーを見つけましたよ。
シュエットギャラリィー。
テイールームと一緒。
オーナーの秋元美香さんも中々、素敵な女性です。
楽しく2時間位お話をして、来年の4月に個展をすることが
決まりました。詩人の谷川俊太郎さんもすぐ近所とか。
秋元さんとは初めての出会いですが、縁とはこういうものでしょうね。
4月がとっても楽しみです。
また、大きな出会いがありました。
2013年11月2日(土)
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阿佐ヶ谷パールセンターから、脇道に美味しそうなイタリアンレストランがありました。
まずは、腹ごしらえ。
海鮮パスタ。
美味しかった!
2013年11月2日(土)
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今日は、中央線阿佐ヶ谷をタウンウオッチングしました。
初めて降りる駅です。
前々から、多くの小説家のたまり場となっていた、阿佐ヶ谷に興味がありました。
南口を降りると、青梅街道と並行しているパールセンターという商店街がずーと続いている。昔ながらの小さなお店が並んでいる。
手作りのおでん種のお店。
おいしそうな、サンドイッチ店。
生パスタの小さなお店は椅子に座って並んでいる。
和菓子屋さんも行列。
昔懐かしい、商店街です。
2013年11月2日(土)
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